
お肌はなぜ乾燥するのでしょう?お肌が乾燥する仕組みについて説明すると、お肌の表面には、角質層という細胞の層があり、その外側を皮脂が覆っているという仕組みになっています。角質層は水分を保ち、皮脂が膜をつくりお肌のうるおいを保って乾燥させないような仕組みをつくっているのです。また、角質層にはバリア機能という仕組みがあり、お肌の内部の水分が蒸発しないように守る仕組みをつくっています。健康な角質層は、保湿成分を作り出す仕組みになっているため、約30%の水分を含んでいます。角質のバリア機能はセラミドの量に関係します。セラミドの量が減るとバリア機能も弱まるという仕組みになっています。また、セラミドの量が減ると乾燥肌になり、バリア機能も失われ、外部からの刺激が入り込みやすくなります。
お肌の保湿成分が減少すると、お肌は乾燥します。保湿成分として最も重要な役割を担うセラミドという成分は、角質細胞間脂質の一種です。セラミドなどの角質細胞間脂質は角質細胞の間にあり、角質細胞同士をつなぎ合わせる働きをしています。その中でセラミドは40%を占めています。他は遊離脂肪酸などがあります。これらが肌の水分を守り、外部からの刺激からも守ってくれるのです。これらが減少したり、働きが低下するとお肌は乾燥するという仕組みです。また、保湿成分は年齢とともに生産量は減っていきます。それとともに角質層の水分も減っていくので、加齢とともにお肌は乾燥しやすくなっていきます。保湿成分が正常に働き、角質層の水分が十分にあるとお肌はうるおう、という仕組みです。
お肌が乾燥すると、お肌になめらかさがなくなり、カサカサになり、硬くなってきます。そのような乾燥したお肌の状態の時は化粧ノリも悪いですね。乾燥し、お肌が硬くなるのは、角質層が厚くなるからです。角質層はお肌を外の刺激から守る役割を担っているもの。お肌が乾燥して角質層のバリア機能が低下すると、よりお肌を守ろうという仕組みによって厚くなっていくのです。しかし、この時に急に角質層をつくろうとするため、正常な仕組みによって角質層がつくられないため、きちんとした角質層がつくられません。表皮細胞から角質細胞に変わっていく過程を角化といい、角化の過程で天然保湿因子やセラミドがつくられていく仕組みなのですが、それが正常につくられないのです。角化もきちんと行われない、しっかりした角質層もできず、それがどんどん厚くなる…。こういった仕組みによってお肌は荒れ、皮膚が厚く、硬くなり、さらに乾燥していくのです。
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